2019年1月25日に、WiMAXからギガスピード対応のホームルーター最新機種「Speed Wi-Fi HOME L02(以下L02)」が発売開始されました!
L02は、工事不要で手軽にインターネット回線を利用できるWiMAXでありながら、光回線と同等の1Gbpsの速度を実現することができます。
これからWiMAXを契約しようと思っている方は、L02が「買い」かどうか気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、WiMAXのホームルーター最新機種「L02」のスペックや特徴を徹底解説します。
最後まで読めば、あなたが契約するべきWiMAXの端末を知ることができますよ!
目次
下り最大1Gbpsのギガスピード対応ホームルーターが発売開始!
L02が、ギガスピード対応のWiMAXのホームルーター最新機種として、鳴り物入りで発売開始しました!
自宅用の回線では、LANの通信規格によって通信速度の上限が1Gbpsまでとなっていますので、L02では光回線と同等の速度を実現可能です。
1Gbpsの回線速度を実現するには条件があるものの、WiMAXもギガスピード化が進み、光回線と変わらない高速通信が可能になってくるのは夢がありますね。
同時に、L02の発売開始によって、WiMAXの「3年契約時代」が本格化してきたことも感じられます。
L02をはじめとした最新機種を契約できるプロバイダは、
- GMOとくとくBB WiMAX
- Broad WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- @nifty WiMAX
- UQ WiMAX
となっていますが、現時点ではほぼ全てのプロバイダで3年契約のみの取扱いとなっています。
本来は幅広いユーザーに訴求したい最新機種が3年契約主流になってきたことで、WiMAXで2年契約が可能なプロバイダはマイノリティ化が進むことが予想できますね。
これからWiMAXを契約するなら、3年契約での契約を念頭に置いてプロバイダを選択しましょう。
ここからは、注目の最新ホームルーター「L02」の実力を解剖します!
LAN接続で最大1Gbpsの次世代の高速回線
L02は、WiMAXのホームルーターとしては初となる、下り最大1Gbpsを実現したギガスピードのルーターです。
最大1Gbpsというと、光回線にも匹敵する回線速度となっており、自宅で快適に高画質の動画視聴などを楽しむことが可能ですね。
ただし、L02で1Gbpsを実現するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
- ハイスピードプラスエリアモード利用時
- LAN接続時
「下り最大1Gbps」はハイスピードプラスエリアモードで、かつLAN接続時での最大通信速度となっており、Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
ハイスピードプラスエリアモードは本来、WiMAXの電波が届きにくいエリアでau 4G LTE回線の電波を利用して電波状況を改善するオプションです。
自宅での据え置きがメインのL02では、回線速度をアップさせるためにハイスピードプラスエリアモードを利用する、という方は少ないのではないでしょうか。
さらに、最大1Gbpsでの通信は、東京都、埼玉県の一部エリアのみでの提供となっています。
対応エリアは今後拡大する予定となっていますが、首都圏以外にお住まいの方は今のところギガスピードの恩恵をうけることはできませんね。
ただし、L02では、ハイスピードプラスエリアモードを利用しない通常時でも、下り最大通信速度は558Mbpsと現行機種で最速のルーターであることは間違いありません。
自宅で高速回線のインターネットを利用したい方には、L02は検討対象となりますね!
360度全方位アンテナで電波受信感度がアップ
L02は360度全方位アンテナを搭載しており、部屋のどこに設置しても電波受信感度は良好です。
L02では、円筒形の本体の中に4本の高感度アンテナが4方向に搭載されており、基地局からの電波を360度全方向からキャッチします。
ホームルーターの場合、壁沿いなどの設置状況によっては電波の受信感度が弱くなってしまうケースがあります。
しかし、比較的サイズの大きいホームルーターを、部屋の真ん中に設置しておくのは邪魔になってしまいますし、部屋の景観も邪魔してしまいますね。
360度全方位アンテナを搭載していることで、ホームルーターの設置場所を選ばないのは嬉しいですね!
Wi-Fi TXビームフォーミングでWi-Fi電波の安定性向上
L02では、Wi-Fi TXビームフォーミングでスマホなどのWi-Fi機器に集中的に電波を送信し、Wi-Fiの受信速度を向上させることができます。
自宅でWiMAXを利用した際に、ルーターがある部屋では快適なのに、部屋を移ると電波が弱くなってしまうと感じたことがある方も多いかも知れません。
L02では、Wi-Fi機器を自動的に検知して集中的に電波を送信してくれますので、部屋や階を移っても快適にWi-Fiを利用することが可能です。
とくに電波強度の弱いエリアでは、同社製の旧端末「L01」と比較して平均30%Wi-Fiの受信速度がアップしたというデータもあります。
スマホで簡単にL02を設定できる
L02では、便利なスマホアプリ「HUAWEI HiLink」で、スマホから簡単にL02を操作することができます。
スマホにHUAWEI HiLinkをインストールすると、ハイスピードプラスエリアモードなど、通信モードの切り替えも簡単です。
L02には液晶画面がありませんので、スマホの画面から視覚的に端末を操作することができるのは嬉しいですね。
また、HUAWEI HiLinkでは、L02の電波受信レベルを13段階で表示することもできます。
実際の電波受信レベルを目視で確認しながら、最適な場所にL02を設置することができますので、快適に自宅でのインターネットを利用することができますね。
通信モード自動切替機能で安心!
L02では、通信モード自動切替機能が搭載しており、ハイスピードプラスエリアモードの使い過ぎを防止してくれます。
L02では、ハイスピードプラスエリアモード&LANケーブルの利用で最大1Gbpsを利用できますので、ハイスピードプラスエリアモードを利用する方も多いでしょう。
ただし、ハイスピードプラスエリアモードを月間7GB以上利用すると、月間のデータ利用量に制限無しの「ギガ放題プラン」でも強烈な速度制限にかかってしまいます。
WiMAXで速度制限にかかってしまうのは、次の3つのパターンです。
プラン | 制限までの使用容量 | 制限内容 |
---|---|---|
ギガ放題プラン | 3日間で合計10GBの利用 | 翌日の夜だけ1Mbpsに制限 |
7GB通常プラン | 月間7GBの利用 | 月末まで128Kbpsに制限 |
ハイスピードプラスエリアモード (ギガ放題プラン) |
月間7GBの利用 | 月末まで128Kbpsに制限 |
このように、ハイスピードプラスエリアモード(4G LTE)を月間7GB以上利用すると、ギガ放題プランでもお構いなく月末まで128Kbpsに速度が制限されてしまいます。
128Kbpsの速度制限というと、私もかかってしまったことがありますが、LINEで画像を開くことすら不可能な回線速度で、ルーターとしては使いものになりません。
L02では、通信モード自動切替機能で、ハイスピードプラスエリアモードを指定したデータ量まで利用すると、自動的に通常のハイスピードモードに切り替えてくれます。
ハイスピードエリアモードの使い過ぎを防止してくれますので、安心してL02の高速回線を体感することができますね!
3年契約ならハイスピードプラスエリアモードは無料
ハイスピードプラスエリアモードは、通常税別1,005円の費用が必要なオプション機能です。
ただし、3年契約でWiMAXを契約している場合、ハイスピードプラスエリアモードのオプション料金が無料になる特典があります。
L02を契約できるのは、ほぼ全てのプロバイダで3年契約のみとなっていますので、3年間で36,180円相当のオプション料金がおトクですね!
WiMAXのホームルーターのスペックを比較
WiMAXのホームルーターでは、2018年11月に「HOME 01」が発売され、新製品ラッシュとも言えます。
ここでは、最新機種のL02とHOME 01、そして同型の旧機種となるL01sのスペックを比較します。
Speed Wi-Fi HOME L02 |
Speed Wi-Fi HOME L01s |
WiMAX HOME 01 |
|
---|---|---|---|
デザイン | |||
発売日 | 2019年1月25日 | 2018年1月19日 | 2018年12月7日 |
メーカー | HUAWEI | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
下り最大 通信速度 |
558Mbps (LTE利用時:LAN 1Gbps、 Wi-Fi 867Mbps) |
440Mbps | 440Mbps |
上り最大 通信速度 |
75Mbps | 30Mbps | 75Mbps |
同時接続 台数 |
Wi-Fi 40台 LAN 2台 |
Wi-Fi 40台 LAN 2台 |
Wi-Fi 20台 LAN 2台 |
このように、L02の回線速度が圧倒的に早いという結果になりました。
HOME 01では、独自の機能として「WiMAXハイパワー」で電波が届きにくいエリアでの受信感度をアップする機能があります。
ただし、据え置きで利用する前提のホームルーターでは、WiMAXハイパワーを利用する機会はほぼないでしょう。
WiMAXの機種を選択する際には、原則として最新機種で、かつ回線速度の速い機種を選択するのが定石です。
そうした定石から考えても、これからWiMAXのホームルーターを契約するならL02がベストな選択となりますね!
L02と他社ホームルーター・固定回線との比較
ホームルーターを契約しようと考えた時に、WiMAXと同じように工事不要で使える「Softbank Air」とどっちにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論からいうと、ホームルーターで比較するならWiMAXを選択するべきです。
ここでは、WiMAX(L02)とSoftbank Air、さらに固定回線の「光回線」も含めて比較してみましょう。
WiMAX (L02) | Softbank Air | 光回線 | |
---|---|---|---|
月額料金の相場 | 3,000円〜4,500円 | 4,880円 | 3,500円〜6,000円 |
回線速度(下り最大) | 558Mbps (最大1Gbps) | 350Mbps | 最大1Gbps |
速度制限 | あり | なし | なし |
設置できる場所 | 自由 | 自由 | 固定 |
工事 | なし | なし | あり |
Softbank AirとWiMAXを比較すると、回線速度・料金ともに圧倒的にWiMAXの方がお得です。
WiMAXはお得なキャッシュバックも魅力ですが、それに匹敵する月額割引特典もあり、実質月額料金を安く抑えることが可能です。
Softbank Airでは、速度制限なしとは言っても「夜間などは通信速度が低下する場合がある」と明記されており、利用の集中する夜間には速度制限がかかることが考えられます。
ただしWiMAXでも、ギガ放題プランを利用した場合では、3日間で10GB以上利用すると1Mbpsまでの速度制限があります。
WiMAXは基本的に持ち運びを前提に提供されているサービスなので、自宅で高画質動画やネットゲームなどの大容量コンテンツ楽しむのであれば、固定回線の安定感には敵いません。
そういった目的を想定するなら、光回線を選択した方が良さそうですね。
ホームルーターとモバイルルーターはどっちを選ぶべき?
L02の致命的な欠点が、持ち運ぶことが出来ないのにモバイルルーターと回線の最高速度が変わらない点です。
2019年1月25日に同時発売された「W06」では、L02と同じくギガスピードに対応した高速回線が魅力です。
W06では、ハイスピードプラスエリアモードで、かつUSBでの有線接続の場合、下り最大の通信速度1.2GbpsとL02以上の回線速度を実現することができます。
同じHUAWEIの発売する機種であることから、TXビームフォーミングなどの付随する機能も同等の性能となっています。
WiMAXの最大の魅力とも言っていいのが、携帯性に優れ、外出先でも快適なインターネット接続を利用できる点です。
これからWiMAXを契約する方は、自宅での利用に限定されるL02ではなく、W06を選択した方が活用できる範囲が拡がりますね!
WiMAXの最新機種を契約するなら迷わず選べ!おすすめプロバイダ
これから、WiMAXの最新機種を契約したい方には、迷わず「GMOとくとくBB WiMAX」で契約することをおすすめします。
WiMAXのプロバイダでは、スマホのキャリア間の違いのようなサービス・エリアの違いはありません。
ですので、現時点で、もっとも安くWiMAXを契約することができるGMOとくとくBB WiMAXを選択することが、唯一の正解です!
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック)
ライトプラン | ギガ放題プラン | |
---|---|---|
登録手数料 | 3,000円 | |
利用開始月 | 3,609円の日割り | 3,609円の日割り |
1か月目〜2か月目 | 3,609円 | 3,609円 |
3か月目〜24か月目 | 3,609円 | 4,263円 |
25か月目以降 | 3,609円 | 4,263円 |
キャッシュバック額 | 32,000円 | |
実質月額料金 | 2,803円 | 3,421円 |
契約期間 | 3年 |
- 全プロバイダで最安のWiMAXプロバイダ
- 業界最高クラスの高額キャッシュバック
- 最短即日発送ですぐにWiMAXが使える
GMOとくとくBB WiMAXは、全プロバイダで比較しても最安で契約することができるWiMAXプロバイダです。
最新機種を選択した場合でも3万円オーバーの高額なキャッシュバックが用意されています。
キャッシュバックを含めた実質月額料金で比較すると、すべてのプロバイダでもっとも安くWiMAXを利用できる、最強のコスパを誇るプロバイダです。
キャッシュバックの獲得条件も、11か月目に届くメールを見逃さないように手続きをするだけですので、誰でも高額特典を獲得することができますね。
また、GMOとくとくBB WiMAXでは、最短即日発送で申し込みの翌日にはWiMAXの利用を開始することが可能となっています。
今すぐインターネット環境が必要な方は、GMOとくとくBB WiMAXの高額キャッシュバックキャンペーンでお得にWiMAXを契約しちゃいましょう!
GMOとくとくBB WiMAX(月額値引き)
ライトプラン | ギガ放題プラン | |
---|---|---|
登録手数料 | 3,000円 | |
利用開始月 | 2,170円の日割り | 2,170円の日割り |
1か月目〜2か月目 | 2,170円 | 2,170円 |
3か月目〜24か月目 | 2,690円 | 3,480円 |
25か月目以降 | 2,690円 | 3,480円 |
キャッシュバック | 5,000円 | |
実質月額料金 | 2,605円 | 3,352円 |
契約期間 | 3年 |
- 取りこぼしなしで確実におトク
- 申込後最長20日間は無償キャンセルOK
キャッシュバックキャンペーンは取りこぼしが怖いという方には、毎月確実な値引き特典をうけられる「GMOとくとくBB WiMAX」の月額値引きプランがおすすめです。
2019年2月からは、「5,000円分キャッシュバック」も特典として追加されており、トータルコストでは、キャッシュバック特典よりも安い料金となっています。
GMOとくとくBB WiMAXでは、キャッシュバック・月額値引きのいずれの場合でも、申込後最長20日間は違約金無しでの無償キャンセルが可能です。
WiMAXって本当に快適なの?と契約を悩んでいる方も、GMOとくとくBB WiMAXで実際に触って試してみてはいかがでしょうか。
WiMAXのホームルーターもギガスピード時代に突入!さらなる高速化に
WiMAXのホームルーター最新機種「L02」が発売されたことで、WiMAXも本格的でギガスピード化が進むと考えられます。
- 下り最高1Gbpsを実現した高速ルーター
- ハイスピードモードでも558Mbpsと速い
- これから契約するならW06がおすすめ
L02では、ハイスピードプラスエリアモードでかつLAN接続という条件を満たすと、光回線と同等の下り最高1Gbpsを実現することができます。
通常のハイスピードモードでも、これまでのWiMAX回線の速度を凌駕する558Mbpsで利用可能となっており、WiMAXの高速化をけん引していく端末になるでしょう。
ただし、これからWiMAXを契約するなら、携帯性に優れたW06を選んでおいた方が、よりWiMAXが活躍する場を増やすことができますよ。
WiMAXをお得に契約するなら、GMOとくとくBB WiMAX一択でキャッシュバック・値引きのどちらかだけを選択すればOKです!